鹿島アントラーズのレジェンド、クォン・スンテ選手が引退。
鹿島ツイート
この鹿島アントラーズのツイートを見るだけで、すばらしいチームというのがよくわかる。
引退会見
この映像にない部分をスポーツ報知が報道。
鹿島GKクォンスンテが“引退試合”出場を固辞した理由 家族のセレモニー参加も断っていたが… https://t.co/3cp1Lta5tT #サッカー #football #soccer
— スポーツ報知 サッカー取材班 (@hochi_football) December 6, 2023
一部引用。
自身の引退に際し、クォン・スンテは2度、断った。
最初は家族に対して。最後の勇姿を見届けるべく、家族は最終節後に行われる引退セレモニーへの参加を望んでいたが…。
「家族は行きたいと言ってくれたが、その日の主役はチームであり、鹿島が輝かないといけない日だと。家族には来なくていいと伝えました」。家族のセレモニー参加により、試合そのものの価値が下がることを懸念したという。
それでも、そんな性格を熟知しているクラブ側の計らいで「サプライズゲスト」として家族は参加。「家族が見えた時は、申し訳なさと嬉しさと、複雑な感情があって、家族を見た瞬間に涙が出てきてしまいました」と苦笑いで振り返った。
2度目は最終節の試合中、岩政大樹監督に対して。指揮官は最後の交代カードとしての投入を準備したが、固辞した。正GKの早川友基が、第1節から連続フルタイム出場を続けていたことが理由にあったという。
「18年間プロでサッカーをやりましたし、全試合でフル出場することがどれだけ難しいかわかっています。そういう状況を考えて断りました。配慮してくれた大樹さんには、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたい」
試合中にも、スタジアムで観戦中のファンがこういうツイートをしていた模様。
ピトゥカの幻のゴールの後に、ピッチを指しておそらく「試合に出す」という言葉をかけた岩政監督。それでも頑なに首を横に振ったスンテさん。
Xユーザーのこう🦌さん
このスポーツ報知記事へのファンたちの反応いくつか。
「終盤、涙なしには読めず」
「スンテさん… さすがクォンスンテだよ」
「最後の最後までチーム、仲間想いなスンテさん」
「プレーだけじゃなく考え方、人間性もプロ選手。」
「読んでて涙が…スンテさんの自分のことより、チームや選手を大切に思う気持ちがもう…」
「クォン・スンテの鹿島に対する愛と誇り、後輩を見つめる優しさ、何より誠実さが伝わってくる。どんな形でもいいから鹿島アントラーズはこの人と繋がっていて欲しい。」
X (twitter.com)
そして。
スンテ氏が鹿島コーチに
スンテ氏がチームにいるだけで、ファンのみなさんもなんか嬉しくなるような存在のスンテ氏。選手時代も、試合出ずともベンチにいるだけでなんか絵になるタイプの選手だっただけけに、コーチになっても、コーチをしている姿も絵になるのは間違いないでしょう。そして、韓国からいい選手を獲得するのにも貢献してくれたらなおさらありがたいですね。
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